2013/10/24

日米の軍事施設でのお祭りに参加して思ったこと。


10月19日に浦添基地でのキャンプキンザーフェスティバル、翌20日に自衛隊那覇駐屯地での陸自祭と立て続けに軍事施設でのお祭りに参加してきたので、その中で感じたこと・考えたことを書き綴ってみます。(めんどくさいので軍とか軍事施設とか表記しますが、深い意味やこだわりはありません。)


まず分かったのがどちらの軍事施設も地域に溶け込もうとがんばってるということ。

特に米軍は何かと風当たりも強いなかで、それでもなんとか仲良くやっていこうとフェスティバルを始め様々なイベントをかなりの頻度で開催しているというのは、なかなかの発見でした。

米軍基地に関しては今後どのようになっていくかは分からないですが、少なくとも今時点では相当数が存在し、当面はそこにあり続ける以上は仲良くやっていこうというのは賛成できる考え方です。

ただ、もしそうするのであればフェスティバルの内容に、もう一ひねりあっても良かったかなと思います。なんとなく単純に「アメリカのお祭りに日本人を招き入れた」という感じで、日本人がアメリカ文化を知る一助にはなりこそすれ、地域の交流を促進させるにはちょっと物足りなかった気がします。バンド演奏などの出し物だけでなく、日米双方の参加者が積極的し、一緒に楽しめるようなゲームイベントなんかがあっても良かったのではないかと思います。
 

一方の陸自祭。こちらも地域に溶け込むという目的はもちろんあるのですが、それに加えて自衛隊のファンを増やすという目的に対する強い意識が垣間見えました。基本的にホスピタリティ高いです。

これは自衛隊の活動を支持してもらうと同時に、将来の隊員を確保するためですね。

実際、その効果は相当期待できると思います。陸自祭のレポートでも紹介した公開訓練なんかは非常に迫力があり、かなりの数の子どもの心を惹きつけたのではないでしょうか。

是非引き続きこういった活動を続けていってもらいたいと思います。
 

あと思ったのが、せっかく同じ時期に近接する施設で似たような趣旨のお祭りやっているのですから、双方の軍同士の交流イベントがあっても面白かったと思います。

例えば、双方の威信をかけた綱引き対決とかはシンプルに盛り上がると思います。(総体重での制限をかけるなど、ちょっとルール工夫しないと勝負にならない気もしますが。)もっとミリタリー色出せるなら、日本 vs アメリカの公開サバゲー対決なんかあったりしたら、絶対見に行きます。

交流促進の面で言えば、陸自祭のヘリコプター体験登場の行き先を浦添基地にすれば、あからさまに交流の印象を与えることもできるんじゃないかなー、とも思いました。

いずれも単なる思いつきですし、実際やるには何かとハードルはあると思いますが、実現すればなかなかの人気コンテンツになると思います。そうなれば、お祭りの開催意義もまたさらに強くなって好循環になるんじゃないでしょうか。
 

以上、思うままにつらつらと書きましたが、なんにせよどちらのお祭りも単純に楽しかったので、沖縄にいるうちに積極的に色んなイベントには参加していきたいと思います。

では。