2013/06/08

充実した走りに必要なもの。

以前に走る楽しみ4タイプ。というエントリーを書きました。

そこではランニングを「目的地のある/なし」「制限時間のある/なし」で計4パターンに分け、それぞれがそれぞれに楽しいよね、ということを書きました。

今日は角度を変えて、楽しむだけでなく充実した走りにするには何が必要かを考えてみます。

結論から言えば充実した走りには目的地と制限時間の両方が必要です。

目的地が無いと(身体を動かしたという達成感はあるものの)どこかに到達したという達成感がないですし、制限時間がなければどうしても途中でだらけてしまうことが多いからです。

どこに向かうか、そしていつまでにそこに着くか、この両方が揃った時が一番途中の走りが充実したものになります。

でもってそれはランニングだけでなく、日々の活動全てに言えること。どんな状態を、いつまでに作るかを明確に描いてこそ、日々の活動が充実したものになります。

なんでこんな当たり前のことを今更書いてるかというと、その当たり前のことが今まで全くできてなかったんですよね。

10年の社会人生活を振り返ってみる。というエントリーで、自我(つまり自分が描く方向性)がようやく持てたのが社会人9年目(今から2年前)ということを書きました。つまりその時点でそれなりに目的地が見えてきたのですが、早くそこへ至ろうとするモチベーションが一向に湧かない。ボチボチは進んではいるものの、全力で走っているとはとても言いがたい遅さ。まさにジョグでちんたら進んでいる状態です。

それはそれで楽ちんで良いんだけれど、もうちょっと日々を充実させていきたいなーと思って何が必要かと考えたときに思い至ったのが、やっぱり時間制限でした。

正直、時間に追い立てられる生活を送るのは好きじゃなく、時間を目標に組み込むこともひたすら避けてきたんですが、このままダラダラした日々が続いてしまうのはもっと嫌なので、観念して制限時間決めて取り組んでみます。

ちなみに目的地と制限時間のどちらを先に決めるべきかと言えば、僕は目的地だと思います。先に制限時間を決めてしまい目的地を後付けで決めてしまうと、途中で「俺、何やってるんだろ」的な感じになって走ること自体に疑問を持ってしまうので、やっぱり目的地を自分の信念に基づいてしっかり決めるのが先決です。その上で制限時間を設けてこそ、もりもり走ることができるのではないでしょうか。

その意味では、いい順序で決めるべきものを決められたと思います。

後は走るのみですね。充実させつつも、もちろん道中を楽しんでいきたいと思います。

では。


【2021/05/12 追記】
という意気込みもむなしく、今の生活はといえばなんの時間制限もなくダラダラした日々を送っています。

本文でも書いている「時間に追い立てられる生活を送るのは好きじゃない」のが僕の本質でした。無理にそれにあらがっても不自然となりストレスがたまるだけなので、時間制限つけて自分を追い込むのはやめました。

目標定めて、期限決めて、自分を追い込んで物事を進めている人を見るとすごいなーとは思いますが、自分にはとてもできないので草葉の陰から応援するにとどめます。