2023/08/15

生成AI時代に自力で文章を書く人

ブログを書くのをサボっていた間に、世はすっかり生成AI時代。

生成AIに要点さえ伝えれば勝手に文章にしてくれるのだからこんなに楽なものはない。このご時世、これを使わずにゼロから文章を組み立てているのはよっぽどのもの好きだけで、その一人が僕である。

むしろ生成AIが広まったからこそ自力でぐだぐだ文章を書きたくなったのだから、天邪鬼ここに極まれりだ。


文章を書く目的は伝達か、書くこと自体が好きかのどちらかで前者は生成AIを使わない理由がない。なので今自力で文章を書いてる人は純粋に書くことが好きな人で、それはそれで尊いものだと思う。

では文章を書くこと自体が好きな人が生成AIをまったく使わないかというとそうでもない。書くことが好きであるほどよりよい文書を書きたいと欲するもので、自分以外の観点から文章を推敲してくれる存在として生成AIはありがたいものだ。


生成AIで作成された画像にそうであることを明示する透かしを入れる案なども出ているようだが、こと文章に限ってはそうもいかない。ひとたび世に放たれた文章を人力かAI製かを見分ける術はなく、人力であることは本人の自己満足以外なんの意味も価値ももたない。

それでよいと思う。むしろ文章を書くのが好きでない人も自力で書かざるを得なかった今までが間違っていたのだ。より純度の高い娯楽となった「自力で文章を書くこと」を、引き続き満喫していきたいと思う。



・・・という文章をChatGPTに推敲させてみたのが以下。ちょっと冗長だし意図を汲みきれていない箇所もあるけど、真摯に推敲してくれた感はある。2023年時点での生成AIの記録として残しておく。


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ブログを書くのことをサボっている間に、世界は完全に生成AI時代に入ってしまった。


生成AIは、要点さえ伝えれば自動的に文章を生成してくれるので、これほど楽なものはない。この時代において、それでもなお手作りで文章を組み立てているのは、本当に熱心な文章愛好家だけだろう。そしてその一人が、偶然にも私自身である。


むしろ、生成AIが普及したおかげで、私は自分で考えながらぐだぐだと文章を書きたくなったのかもしれない。まさに天邪鬼という言葉がぴったりだろう。


文章を書く目的は、情報伝達か、単純に文章を書くことそのものが楽しいか、どちらかに分かれるだろう。前者の場合、生成AIを使わない理由はほぼないだろう。だからこそ、今も自分で文章を書いている人たちは、本当に純粋に書くことを楽しんでいる人たちであり、それは尊いことだと思う。


では、文章を書くこと自体が好きな人々が、生成AIを一切活用しないかというと、必ずしもそうではない。むしろ、文章を書くことが好きなほど、より洗練された文章を書きたいという欲求が強くなる。その観点から、生成AIは他の視点から文章を見直してくれる貴重なツールである。


生成AIで生成された画像には、明示的な透かしを加える提案もあるが、文章の場合はそれが難しい。一度文章が世に広まってしまえば、それが人間の手によるものなのかAIによるものなのかを見分ける方法はない。だが、文章の作者が自分であることが重要なのは、本人自身の満足感以外には何の意味もない。


それでも、それでいいと思う。むしろ、今まで文章を書くのが得意でない人々が、自分で書かざるを得ない状況が正しかったのかもしれない。今後は、自分で文章を書くことが、より高尚なエンターテイメントとして受け入れられ、引き続き楽しんでいきたいと思う。