2013/09/21

電子レンジ専用炊飯器「ちびくろちゃん」で美味しく玄米を炊く方法。

今回は調理器具の紹介です。

紹介するのは、電子レンジで簡単にご飯が炊ける「ちびくろちゃん」。
使い始めたきっかけは、沖縄移住と同時にレオパレスに住み始めたこと。レオパレス、基本的には住みやすくて気に入ってるんですが、いかんせんキッチンが狭いんですよねー。

それでもなんとか工夫してやってるんですが、どうにも炊飯器を置く場所が無い。そこで炊飯器使わずにご飯炊ける器具ないかなーと思って探したところ見つけたのがコレです。

基本的な使い方は、研いだお米に水を適量入れてレンジでチンという至ってシンプルなもの。

最初はちゃんと炊けるのが半信半疑だったんですが、結果としてはまったく問題なく毎日美味しいご飯食べてます。

ただ、僕は玄米派ということもあり、ちょっと説明書に載って方法とは違う方法で炊いているので、僕なりのおいし玄米の炊き方を紹介します。

ちびくろちゃんで玄米を炊く時のポイントは水は大胆に多め加熱時間も大胆に長めです。

説明書には「玄米、雑穀米は吹きこぼれやすいので炊かないでください。」と書いてありますが、ガン無視して炊いてます。実際かなり吹きこぼれるので、気になる方はキッチンペーパーを敷いておくなどの対策をされると良いとおもいます。

では、順番に手順を追ってみましょう。

まずこちらがちびくろちゃんご一行様。必要な用具が過不足無く揃っています。


まずはカップを使って釜にお米を入れます。僕はいつも最大の2合炊いてます。


適当に研ぎます。玄米を研ぐ必要があるのかという話はありますが、ある程度表面にキズが付いていた方が吸水もしやすいそうなので、軽く研ぐようにしてます。


内ぶたを使って水を切ります。うん、良くできてる。


さて最初のポイント、水の量。試行錯誤の果てにたどり着いたベストな水量はずばり600cc。付属のカップですり切り3杯半です。


水を入れたら内ぶたで蓋をして、そのまましばらく吸水させます。僕はいつも2合を食べ終わったら、すぐに次回炊く分を用意して吸水させてます。なので吸水時間はだいたい5時間〜10時間。最初のうちは冷蔵庫に入れて吸水させてたのですが、「発芽させた方が栄養価が高まる」「室温の方が発芽しやすい」という情報を見つけたので、最近は室温で吸水させてます。(といっても10時間程度だとほとんど発芽はしてませんが。。)


適度に吸水させたら、いよいよ加熱。加熱時間もいろいろ試したところベストは700W500Wで25分(9/29訂正:500Wの方が美味しく炊けました)でした。これで芯もベタつきも残らず美味しい玄米が炊きあがります。加熱が終わったらすぐに食べても良いのですが、20分くらい蒸らすとさらに美味しくなります。


炊きあがりはこんな感じ。


2合炊くと、だいたい食事3回分くらい。毎回食べる分だけお釜から出して、残りはそのまま冷蔵庫に入れてます。ちゃんと乾燥防ぐにはラップかけた方が良いんでしょうが、面倒くさいので内ぶたと外ぶた両方付けてそのまましまってます。

適切な水の量、加熱時間はお米の状態や、電子レンジの性能によっても変わってくると思うので、実際に試される方はお好みの炊きあがりになるよう、微調整されるのが良いかと思います。

もちろん白米も炊けます。説明書によると2合の場合は水420cc、加熱(500W)13分とのことですが、僕の場合はそれだとちょっと芯が残ってしまったので、ここでも水多め、加熱長めにして、水600cc、加熱(700W)20分にすると、そこそこ美味しく炊けました。

ついでに、ささやかながら洗う際のコツも。

様々に工夫された結果か、外ぶたはかなり凹凸のある形をしています。そこへ吹きこぼれ上等で玄米を炊くと、凹んだ部分にこんな風に汚れがつきます。


そんなに落ちにくい汚れでは無いですが、これをより簡単に落とすには、

釜に水を張って、


そこへ外ぶたを逆さまにして乗せます。これで汚れの部分が水に浸って落ちやすくなります。


さらに欲張って中ぶたも乗せ、水に浸します。


えーい、しゃもじも乗せたれ。


と、こうしておくと汚れの部分がふやけて洗い物がちょっとだけ楽ちんになります。

あと外ぶたの留め具はかなり外れやすいので洗う際には気をつけましょう。


以上、僕の食生活に多大なる貢献をしてくれてるちびくろちゃんの紹介でした。

頻繁に引っ越しをするライフスタイル目指してるので、荷物を減らす意味でも炊飯器が不要になるのは大助かりです。使い勝手も炊きあがりも問題無いですし、これからも愛用していきたいと思います。

では。