2012/09/28

人は道路に縛られている。

カンボジアの悪路でガタゴト揺られながら考えたこと。

人って道路に縛られてますよね。言い換えると、人間は基本的に道路があるところにしか行けませんってこと。

もちろん飛行場の登場によりビューンと遠くまで行けるようにはなりましたが、空港から目的地まではやはり道路が無いと行けません。

ので結局人間の行動範囲は道路の有無に制限されているのです。

となると、もし今後交通革命が起こるとしたらやはりそれは人が道路からの開放された時。現実的なのは個人単位での空飛ぶ乗り物だと思います。

個人単位での空飛ぶ乗り物。例えばドラゴンボールで悟空が初めて西の都に行った時にブルマが乗っていたような一人乗りの空飛ぶスクーター。あるいはマイケルジャクソンがコンサートで使ったような一人用背負式ロケット。このへんが今の原付並みに普及したら人は確実に道路から開放されます。

人が道路から開放されるとこれまで道路にかけていたお金が不要になり、加えて土地もかなり有効活用できるようになります。そう考えると国なんかが本腰入れて取り組んでも最終的にはペイできそうな取り組みな気もします。

現実には人だけでなく人の生活に必要な物資(基本的に重たいモノ)も移動させる必要があるので突然道路を廃止するって訳にもいかないとは思いますが。

道路から開放された次は人を空間から開放するどこでもドア、あるいは何かのCMでやってた触覚付き立体受像機ですかね。(女の子がサッカーで怪我した少年にキスするやつ。)

生きてるうちに見られるといいな。

夢語りでした。

では。


【2021/03/06 追記】
想像してたのよりはまだちょっと大きいけど、着実に実現に近づいてるっぽい。