2019/03/04

「不慣れ」に負けずに姿勢の改善に成功した話

昨日のエントリーで変化に伴う違和感には「単なる不慣れ」と「本質的なズレ」があるという話をしましたが、これまでの経験で最も大きかった不慣れは姿勢を矯正したときです。

もともとかなり猫背だったのですが、10年くらい前にふと思い立って姿勢の矯正に着手。姿勢が(むりやり)よくなるマットを会社の椅子に敷き、つねに良い姿勢で仕事するようにしました。始めは「こんなの無理」っていうくらい違和感があり、違和感どころか軽い痛みもあったのですが、「よい姿勢のほうが最終的には身体にとって自然で負担も少ないはずだ。なのでこれは本質的なズレではなく単なる不慣れだ」と信じて続行。その結果1年も経ったころには痛みも負担もなく、ごく自然によい姿勢を維持できるようになりました。

最初の違和感に負けて矯正をやめていたら今のよい姿勢は手に入らなかったわけで、やはり不慣れに負けずに変化を継続するのは大切だなと感じました。もちろん「どうしても痛みが取れないなど」明らかに本質的なズレとみなされる要素があれば、やめておくべきですが。

このケースは「そもそもよい姿勢を維持するだけの筋力がなかったのが徐々に鍛えられできるようになった」という話なので、たんなる不慣れとはちょっと違うかもしれないですが、ぼくの中で変化をポジティブに捉える大きな体験となっています。