2019/03/05

怒る快感に取り憑かれてはならない

昨日ひさしぶりに仕事で怒りました。

基本的に怒りはメリットよりもデメリットの方が大きいので、おいそれとは使わないのですが、もろもろの状況を鑑みてここは怒っておいたほうが良いだろうと判断し、静かに怒りを表明。

で、ひさびさに怒ってみて思ったのが、やはり怒りには中毒性があるなぁということ。おそらく怒りの発露と同時に、脳ではなんらかの快感物質がでているのではないかと思います。

なので気をつけないと怒りに取り憑かれる可能性がある。

かつての会社員時代に、一度この怒りに取り憑かれたことがあって。自分としては正当な権利と主張をもってまっとうに相手を問いただしていたつもりだったのですが、傍から見ていた同僚から「どうしちゃったの??完全に別人だったよ?」と指摘され、自分が怒りに取り憑かれていたことが判明。

今思えば怒っている自分に陶酔した状態だったのだと思います。酒に酔った感覚にやや近いかもしれませんが、「自分は正しいことをしている」と信じきっているので、酔っていると気づきづらいのが危険なところ。自分が「上司」や「発注主」などの相手より強い立場にあるときに、このモードに入る危険性が高まる感じです。

そんなことがあったんで、以降怒りの使用には極力気をつけていて、

・基本的には使わない
・どうしても使う場合は最小限
・使った場合は「酔い」が覚めるまでうかつなことはしない

そんなことを心がけています。