2019/03/03

変化により生じる違和感は「不慣れ」なのか「本質的なズレ」なのかきちんと見極める

ぼくは効率化の類が大好きなので、「もっとこうしたほうが良いのでは?」と気づいたことがあったらすぐに配置や手順を変えてみたりします。

それがうまくいくこともあれば失敗することもあるのですが、どちらの場合でも何かを変えたときは、必ずそこに違和感を感じるようになります。今までとは異なる状態になっているのでそれは当然なのですが、ここで重要なのがその違和感が単なる不慣れなのか、本質的なズレなのかを慎重に見極めることです。

もしその違和感が単なる不慣れなのであれば、おこなった変更をもとに戻す必要はありません。少なくとも時間の経過とともに不慣れが解消されるまでは様子をみるべきです。ここで不慣れを原因にもとに戻してしまっては、せっかくの改善の可能性を潰してしまいかねません。

一方で変更に伴う違和感が本質的なズレにより生じているのであれば、それは早々にもとに戻すなり、他の方法を試すなりするべきです。

見極めが難しいケースもありますが、迷ったのであれば変えたものは継続してみて、やっぱりダメだと確信した時点でもとに戻せばよいと思います。

はたから見ていてもったいないなーと思うのが、「違和感を感じるのが嫌だからできるだけ現状を変えない」というスタンス。確かに違和感は一時的には不快感や効率の低下を生じるので、避けたい気持ちも分かるのですが、だからといって変化自体を拒んでしまうと、改善の機会を失ってしまいます。

もし改善していれば回避できたであろうロスをえんえんと続けることは長期的に見ると非常に大きな損失です。

その損失はぜひとも避けたいので、ぼくのスタンスとしては少々の違和感に怯えることなく、積極的にいろいろと変えていきたいと思います。