2019/02/02

どうしてWindowsパソコンの初期画面は汚いのか

昨日のエントリーではWindowsパソコンへの不満(いらないプリインストールアプリ多すぎ!画面汚すぎ!)を書き散らしましたが、ではMacパソコンはどうなのか。

Macにもよけいなプリインストールアプリが入ってないわけではないけれど、Windowsよりはぐっと少なめ。しかも画面を汚す下品な配置にはなっておらずお行儀よく収まっています。カオスなWindowsとは雲泥の差。

この違いはどこからくるのか。

それはパソコンの根幹をなすハード(機械)とOSを、同じ会社で作っているか、別々の会社で作っているか、ですね。

MacはハードもOSもAppleが一貫して作ってるので、「ユーザーにこう使ってほしい」という完成形で販売することができます。美的感覚を重視するAppleなので、汚い状態でユーザーに手渡すことはしません。

一方のWindowsパソコンは、OSの作り手であるMicrosoftとハードを担当するメーカーが別。

MicrosoftとしてユーザーにWindowsをこう使ってほしいという姿はあるのだろうけど、最終的にユーザーに販売するのがパソコンメーカーであるため、どうしてもメーカーの手心が入った状態で販売されてしまう。

メーカーとしてはできるだけ安く販売したいので、ゲームアプリの会社などからお金をもらうかわりに、自社パソコンにゲームアプリをプリインストールし、なおかつ目立つ位置にアプリを配置しておくという所業に手を染める。はたしてWindowsパソコンはカオスな画面でユーザーの手に届くのです。

メーカーの言い分的には安くパソコンを提供するための企業努力なのでしょうが、結果として使いづらい状態のパソコンをユーザーに渡しているという点は考えものです。

対策としては、昨日のエントリーのようにきれいにお掃除してから使い始めれば問題ないので僕的には安く販売してくれてありがとう、ですが。

興味があるのがMicrosoftが自らハードまで手がけたSurfaceシリーズがどのような初期状態で販売されているのか。購入したことがないので実態はわからないのですが、希望としてはAppleのように、MicrosoftとしてWindowsパソコンはこう使ってねという理念を表現してて欲しい。あっさり裏切られそうだけど(笑)