2014/02/05

プレゼンテクニック「The Magic of Three」の謎を解く

新卒で入った会社のプレゼンテーション研修で"The Magic of Three"というのを習いました。

人に何かを伝えるときはポイントを3つに絞って伝えると伝わりやすい、つまり3は魔法の数だというものです。

以来十数年そこそこ重宝して使ってきたのですが、ある時ふと、なぜ3つだと伝わりやすいのかを考えてみました。

答えはわりと簡単に見つかって、3つだと全ての項目の位置が特徴的になるからという結論に落ち着きました。

特徴的な位置というのは具体的には最初・最後・真ん中というもの。いずれも分かりやすい位置です。これが4つになると、最初・真ん中へん・真ん中へん・最後 となって特に中盤の2つが受け手のアタマの中で混乱をきたしやすくなります。

書面においてもそうですが、口頭で伝えているときは特にその傾向が強いんじゃないかと思います。

なので伝える項目は3つにした方が伝わりやすい(相手のアタマに残りやすい)ということだと思います。


と言いつつも、個人的にはモノの数は少なければ少ないほど良いと思っています。

基本は0、止むを得ず1、2以上はカオス 。

というのが僕の基本路線です。

2つ以上はカオスではあるものの、3つまでだったらその魔法によってなんとか秩序は保てるといったところでしょうか。


では。