2013/11/20

急いだら負けの船の旅


しばしばお世話になっているボート免許教習所 所長の言葉で印象的なものがあります。

「船は急いだらダメなんだ。」

その意味するところは速度を上げれば上げるほど、指数関数的に燃費が悪くなるということ。つまり急ぐのは損だということです。

クルマとの決定的な違いは抵抗の有無。

船が水から受ける抵抗は速度の二乗に比例するので、急げば急ぐほど極端に燃費は悪くなるのです。


インターネットに代表されるように様々な壁が取り払われ、世の中はことさらスピード重視になっています。

僕もその恩恵に預かってる一人ではありますが、急いてばかりだと味気ないのもまた事実。


そんな中泰然と「急いだら負け」の世界観に浮かぶ船。

そこが魅力です。 

では。

2013/11/19

【バイト小話】進撃の烏龍茶

学生時代に書いた文章が出てきたので、ちょっとリライトして再掲。当時にしてはそこそこ反響があったような。今とずいぶん芸風が違います。

どうぞ。

ーーーー 

「バイトー、烏龍茶取ってこーい」

開店セールに沸き立つスーパーのバックヤードで主任の声が響く。ここは千葉市のとあるスーパーマーケット。僕はオープニングスタッフとして品出しのバイトをしていた。

絶対指令とも言える主任の声に脊髄反射で返事をし、もう一人のバイトを伴って在庫のある駐車場隅の仮設テントへ赴く。

首尾よく烏龍茶が詰まった台車を発見し、その様を推し量る。ミニコンテナ然とした台車にうずたかく積まれた烏龍茶。その総重量は300kgを下らないだろう。

想定外の重さに苦戦しながらも、どうにか台車をテントから引きずり出し裏口へと向かう二人。そこへ強大な障害が立ちふさがる。

坂。

普段は気にも留めない10メートル程度の小さな坂。だが、この巨大な水塊の前にあってはなんと大きな障害であろうか。

与えられたミッションの困難さにうろたえる二人。しかし主任の命を遂行しないという選択肢は存在しない。

「いこう」

男達の目に決意の炎が宿る。

いくばくかの助走をつけ台車を坂道へ押し込む二人。その様はラグビーのスクラムさながらだ。

威勢よく坂を登り始めた台車。

が、水塊に働く重力が二人の気合をかき消すのに時間はほとんど必要なかった。うなる二人をあざ笑うように台車はその歩みを緩めていく。
 

そして訪れた一瞬の静寂。それは野獣が目覚めた瞬間であった。
 

危険を察して身を翻した二人を後に、烏龍茶はその巨体を揺らしながら猛然と加速していく。坂を下りきったそれは、頂点に達した速度のまま猛牛のごとく駐車場の壁へ突進した。
 

鳴り響く轟音。

はじけ飛ぶ烏龍茶。

駆けつける警備員。
 

こうしてバイトの目に宿った決意の炎は、衝突の熱エネルギーとなって大気へ霧散し、主任の鉄拳となってその身に降り注いだ。
 

そして今日も客は烏龍茶を買っていく。それが一度激しく大地にたたきつけられたものと知らずに。


※一部フィクションです。多分。

2013/11/17

問題の渦中にいるときはベストの解法は見えない。


人生これ問題解決の繰り返し。

どうにか最善の方法で解決しようとは思うものの、大抵は後になってからあーすればよかった、こーすればよかったと後悔するもの。

が、これは至って自然なこと。

最善を見出すには、全体を俯瞰する中立な視点が必要。けれども問題の渦中にいるときは意識がその問題に向いてしまっているので中立の視点で俯瞰するのはほぼ無理。どんなに意識して中立の視点を持とうとしても限界あり。

中立な視点が持てるのは、自分がその問題から切り離されてから。

それゆえに、しばらく経ってその問題と距離が持てたときに、初めてより良い解法が見えてくるのです。

これはもう、そーいうものなので仕方ない。

大切なのは、問題に直面しているその時点で最善の方法を選ぶのは不可能だと認めること。諦めること。

その上で、自分がベストと思える方法を採ったのであればそれで良し。

もちろん後から(その問題と距離をおけてから)採った方法以上の解法は見えてくるけれども、先の問題に対してそれを採るのはどだい無理な話。

最善を採れなかった自分(や他人)を責めるのは筋違い。

新しい解法は次の機会に活かせば良いし、そうするより他にないのです。
 

などと考えるのは、もちろん僕自身くよくよ悩むことが多いから。

そんな自分を前に向けるために、こんな理屈が必要なのです。

 
では。

2013/11/07

フランス軍仕込みの整理の心がけに完全同意!でも犠牲になるものもある。

昨日の佐々木俊尚さん(@sasakitoshinao)のキュレーションで面白い記事が紹介されていました。

フランス軍仕込みの、整理に関する心がけを説いた記事です。

フェリックス軍曹のお片づけブートキャンプ

要点のみ抜粋すると、
指令1.部屋が汚いまま自分の尊厳が守れるとは努々(ゆめゆめ)思うな!
指令2.部屋に不要なものを持ち込むな! 持ち込んでもすぐに捨てよ!
指令3.1つ増やしたら、同種のものを1つ捨てよ!
指令4.物を捨てるときに「ああ、気持ちいい!」と言うべし!
というもの。

これには完全同意で、まさに僕も普段から実践しています。

ただ、実践している身から言えばこれを励行することで犠牲になるものもあります。

おしゃれです。

衣類を必要最小限に絞ると、当然様々なパターンで着飾ることはできなくなりますし、生活用品を極限まで減らした結果、僕の部屋は非常に無機質です。

確実におしゃれは犠牲になっています。

といっても、モノを極限まで減らしておしゃれをほぼ完全に犠牲にしている僕は極端な例で、一般的にはある程度モノを増やしつつ、その中でコントロールしながらおしゃれを楽しむというのが現実的なラインなのだとは思います。

思うに僕がこのフランス軍の心がけに全面的に賛同できるのは、僕の基本スタンスである「気軽に移動できる状態を維持したい」というのが、高い機動性が要求される軍隊のスタンスと近いからだと思います。

軍隊にもおしゃれは必要ありませんしね。

厳選されたモノだけを携えて身軽に移動し、行く先々で暮らしをエンジョイする、そんなおしゃれではないけどカッコいいスタイルを目指してます。

では。

2013/11/05

姿勢の良い人が好き。

姿勢の良い人が好きです。

姿勢の良さには心の強さと身体の強さが表れていると思うからです。

良い姿勢は、欲しいからといってすぐに手に入るものではないと思ってます。

もちろん意識すれば一時的には良くなりますが、それを継続的に保つには腹筋・背筋を中心にそれなりの筋力が必要になります。その筋力を身につけるには、当然ある程度継続的な努力が必要になります。

つまり姿勢が良い人というのは、
  • 人からどのように見られるかをしっかり意識していて、
  • それを改善する努力を継続的に行っており、
  • 結果としてそれを実現する心身の強さを身につけた。
という人だと思うのです。

魅力的ですよね。

経験的にも、姿勢が良い人は話をしていてとても楽しい人が多い気がします。そこに意思の強さと身体の強さがあるからだと思います。

もちろん僕もかくありたいので、姿勢には気をつけていきたいと思います。最近かつての猫背はだいぶ矯正されてきましたが、気を抜くとまたすぐに戻ってしまうので精進続けていきます。

では。

2013/11/02

オリンピック場外戦の方が平和に貢献している件。


旬の過ぎたニュースに関して、皆が忘れてる頃に一人あれこれ考えるのがわりと好きなわけで。

そこで今日はオリンピックについて。

といっても2020年東京開催についてではなく、オリンピック追加種目の選考の方です。

レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュが最終候補に残り、結局レスリングが追加種目に選ばれたというあれです。

特に面白いと思ったのが、こちらの種目選考レースの方で普段見ることのできない複数の国をまたいでの一致団結感が見られたこと。

レスリングの存続にあたっては米国、ロシア、イランのレスリング・チームが国連本部で共同記者会見をしてお互いを讃え合い協力姿勢を強調していましたし、野球・ソフトボールも世界野球ソフトボール連盟を結成し、加盟国一丸となってその存続に向け働きかけました。

所詮は国対国の争いになるオリンピック本戦や開催地選考レースと違って、この種目選考レースは種目存続の旗印の下、国をまたいでの一大チームが結成され、共通の目的に向かって一致団結しての活動が展開されます。

これこそが、世界平和への道ですよね。

各競技存続に向けた活動の中で築かれるお互いに対する理解や信頼関係こそが、世界平和の実現に欠かせないものだと思います。

もちろん国対国の戦いの中でもある程度の友好関係は作られると思いますが、最終的に勝者と敗者に分かれる間柄よりも、共通の目的に向かって一緒に取り組み、喜びも悲しみも共有する中で築かれた関係の方がより強固な気がします。

そういった意味では、IOCはもっと積極的に国をまたいでの活動が行われるように働きかけていっても良いと思います。

種目選考レースを盛り上げるのもそうですし、オリンピック本戦に複数国による混成チームを参加させるのも面白いと思います。

箱根駅伝でいう学連選抜のような仕組みで、例えばアジア・オセアニア地区で惜しくもオリンピックメンバーから外れた選手が集まって混成チームを結成するとかです。

同じチームになった選手間では当然交流は深まるでしょう。応援する方としても自国の選手が出ているとなれば当然混成チームも応援したくなりますし、そのチームにいる他の国の選手に対しても親しみを持つようになるでしょう。

本戦で大々的に勝ち進むことは難しいとは思いますが、それゆえに万一その混成チームが強豪国を倒してしまったりしたら、その地区全体の盛り上がりたるや相当なものになるでしょう。

そういう経験や感情の共有の中から、相互理解と信頼関係は作られていくものだと思います。 

という訳でまとめとしては、オリンピックは平和の祭典を名乗るんだったら国対国だけにこだわらず、もっと国どうしを混ぜあわせるように仕向けても面白いんじゃない?ってことでした。

では。

2013/11/01

レオパレスの部屋でくつろぐにはキャンプ用の椅子が最適!


沖縄レオパレス在住のりゅうへいです。

とりあえず必要な家具家電が一式そろっているレオパレスではありますが、快適に暮らすには足りないものもあります。

例えば椅子。

レオパレス備え付けの椅子はこんな感じ。(物件によって多少違いがあると思います。)


食事したりパソコン作業したりするには十分な椅子ですが、のんびりくつろぎながら本など読むにはいささか不向き。

他にのんびりする場所と言えばベッドくらいですが、ベッドでくつろぐってのも何か違うんですよね。

普通に考えればここでソファあたりを買うのがベストなんでしょうが、気軽に引っ越しできるよう荷物増やしたくないからレオパレスに住んでいるのに、大きな荷物を増やしてしまうのでは本末転倒。

そこで一計を案じて購入したのが、こちらのキャンプ用の椅子。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ジュール リクライニングラウンジチェア ブラック M-3864 です。


結果から言えば大当たりでした。

まずはくつろぎ性能ですが、これは十分に合格点。油断するとすぐ睡魔に屈してしまうくらい、くつろげます。


三段階のリクライニングがついているので、目的に応じて角度変えられます。本を読む時は少し立てぎみにしてます。


ドリンクホルダーも付いてます。もっぱら泡盛飲みながらくつろいでます。


次の評価ポイントは省スペース&携帯性。元がキャンプ用なので当然小さく折りたたむことができます。


折りたたんでしまえば掃除の時にどかすのも楽ちんですし、使わない時はクローゼットの中にでもポイっとしまっておけます。

もちろんキャリーバッグも付いているので、外に遊びに行く時に持っていくのも良し。


最後の評価ポイントが値段。だいたい¥1,700くらい(2013年11月時点)で買えます。かなり気に入っているので次に引っ越しするときも持っていくつもりではいますが、最悪捨てることになってもギリギリ諦められる値段です。

逆にマイナス点というか使用上の注意としては、脚の裏にすべり止めのギザギザが付いています。


フローリングの床の場合、そのまま使うと床を傷つけてしまうのでガードしておく必要があります。僕はダンボール片を両面テープでくっつけていますが、100円ショップで売ってるフェルトシートで十分だと思います。


 

以上、基本的にモノを増やさないスタンスの僕の部屋の中で堂々のポジションを獲得した椅子の紹介でした。

やっぱり部屋のなかでくつろげる場所があるっていうのは良いですね。

快適レオパレス生活のヒントになれば幸いです。
 

では。