2012/03/16

思い出を全てデジタル化してわかったコト

先日いわゆる「思い出の品」を全てデジタル化しました。

対象は子供の頃に遊んだおもちゃ、教科書、通知表、もらった賞状などなど。大半が実家においてあったガラクタです。実家の引越しを機に自分の部屋へ郵送してもらい、地道にデジタル化を進めていました。基本的にモノはデジカメで撮影、本・紙類はスキャナでPDF化しました。

で、全ての思い出の品をデジタル化が完了した今、想像以上の充実感 & 安心感に包まれています。多分理由は次のようなコトだと思います。

①思い出を全て時系列で整理することができた。
モノをキレイに並べるのはなかなか難しかったのですが、デジタル化するとフォルダ分けして簡単に時系列に並べることができます。つまり思い出をキレイに並べ直すことができるんですよね。記憶が整理されてとてもすっきりした気分です。

②思い出が無くならない安心感。
僕はデジタルデータを
・PC本体
・外付けHDD
・オンラインストレージ
の3箇所に保存しています。オンラインストレージのサーバは海外にあるので、きっと日本で大地震が発生してもデータは大丈夫です。ので、何が起きても自分の思い出が消えて無くなることはないという事実が大きな安心感に繋がっています。

③自分の生きた記録を残せる安心感。
僕は自分が思い出を忘れたくないのと同時に、自分のことを忘れられたくないという思いが強い気がします。で、ライフログ的に僕がやってきたことがデジタルデータとしてあれば、このデータをひょいっと後世の誰か(子供とか)に渡しておけば、とりあえず自分が生きた記録は受け渡しておけます。それがどう扱われるかはともかくとして、とりあえずは受け渡しておけるという事実がまた安心感を生んでいます。

寂しがりなんですね。きっと。

でも、これでなんだか足場が固まった感じがしています。後はその上に楽しいものを創っていくだけだー、的な。

ちょっとまた人生が整った気がします。

なんてね。

では。


【2020/12/31 追記】
これはやって本当によかった。これ以降いたずらにモノを増やすことはなく、すっきり身軽な生活を続けています。

つい先日、手持ちの写真を全てGoogleフォトにもアップしておきました。来年6月の容量無制限終了前にアップしとけという貧乏根性丸出しの行動ですが、利便性・保全性が更にアップしました。