2012/05/04

だんご3兄弟養子縁組説。

だんご3兄弟という曲があります。この曲が流行った頃、とあるスーパーで品出しのバイトをやってまして、レジ近くのパンコーナーで延々この曲が流れたら続けた結果、多くのレジっ娘を発狂の渦に巻き込んだ伝説の曲です。

さて、この3兄弟。僕は血縁の家族ではなく養子縁組だと考えています。

鍵になるのが「こんど生まれてくるときも~、ねがいはそろって同じ串~」のフレーズ。ポイントは「同じ串」です。つまりこの世界においては、「同じ串」であることが「兄弟」と見なされる主要な条件なのです。

確かに、だんごを3つだけ作るというのはちょっと考えづらいです。恐らくは10個、20個とまとめて作られていると考えるのが自然です。その中から「同じ串」に入っただんご達が「兄弟」になるのです。

これは、人間界における養子縁組に近いものではないかと推察します。ちなみに串が「家」にあたり、餅つき機が「親」に相当すると思われます。

人間界との大きな違いは、串に入った時点で無条件で親から離れての生活を余儀なくされるという点です。この点を踏まえれば、3兄弟が時にケンカをしながらも助け合って仲良く生きている様もうなづけます。

以上が来月のネイチャーに掲載される「だんご3兄弟養子縁組説」の概要です。

尚、今後研究が必要なもう一つの点が「こんど生まれてくるときも」です。ここに見え隠れする輪廻転生に近いと思われる概念は、だんごの世界観を解き明かす主要な鍵になると思われます。

同様の世界観は「およげ!たいやきくん」の「毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれてイヤんなっちゃうよ」にも垣間見えます。こちらでも記憶を維持しての生まれ変わりの概念が示唆されています。

どちらも出典がNHKというもの興味深いです。恐らく世界観の源流が共通なのか、ともすると同一世界である可能性もあります。この点については今後の研究結果を待ちたいと思います。

こちらからは以上です。


【2021/01/12 追記】
こんなのを公開しながらも、恥ずかしげもなく生きているその胆力は認める。