2018/08/07

モノを捨てるにはモノから情報を取り出してしまえばよいのです

部屋からモノを減らしてすっきりさせるには、モノから情報を分離し、モノの部分は捨ててしまうのが効果的、という話をします。

物体として必要なモノと情報の容れモノ

部屋にあるモノには二種類あります。物体として必要なモノと、情報の容れ物としてのモノです。

物体として必要なモノとしては、布団や包丁などが挙げられます。これらはモノ自体を生活の中で使います。

一方で情報の容れ物としてのモノ(容れモノと呼ぶことします)は、本、音楽CD、捨てられないガラクタなどが挙げられます。これらはモノ自体に価値はなく、モノに付随している情報に価値があります。本であれば書いてある内容、音楽CDであれば中に入っている楽曲、ガラクタであればそこに詰まった思い出に価値があります。

容れモノは捨てやすい

物体として必要なモノを捨てるにはそもそも使わなくするか、別のモノで代替する必要があるのでややハードルが高いですが、容れモノはそこから情報を取り出してしまえば、容器たるモノは捨てることができます。

例えば本であればスキャンするか電子版を買い直すことで情報だけを取り出すことができます。音楽CDはデータ抽出してパソコン本体や外付けのハードディスクなどに保存する、ガラクタは写真に撮ったり、使っている様子を動画撮影することで、その価値を情報として取り出すことができます。

情報を取り出してしまえば容れモノに用はありません。サクッと捨てて部屋はスッキリです。

まずは紙という容れモノから

手近なターゲットとしてオススメなのはです。先に本の例を挙げましたがそれ以外にも書類は基本的に容れモノです。自体にはなんの価値もないのでパシャッと写真に撮って捨ててしまいましょう。

紙以外のモノに対しても、それが物体として必要なのか、単なる容れモノなのかをきちんと見極めれば、捨てられるモノは意外とたくさんあります。着るためではなく思い出として残してある洋服はありませんか?めざとく容れモノを見つけてガンガン捨てていきましょう。