2014/01/30

今帰仁グスク桜まつりに行ってきた!

先週の1月24日(金)に、お花見に行ってきました。

行ってきたのは今帰仁(なきじん)グスク桜まつり。世界遺産である今帰仁城跡で開催されているお祭りです。

まだ1月だというのにお花見ができてしまうなんて南国沖縄ならでは。今回はそのレポートです。

最初に場所を確認しておくと、今帰仁城跡がある今帰仁村は、沖縄本島北部の本部半島にあります。

那覇からは85km。クルマで高速使ってざっと1時間半といったところです。

おとなりの本部町には、ジンベイザメで有名な美ら海水族館があります。

今帰仁城とはなんぞやをざっくり説明します。

一言でいえば14世紀に存在した城(グスク)の跡地です。当時の琉球は北部・中部・南部をそれぞれ支配する北山・中山・南山に分かれていて、北山の拠点となっていたのが今帰仁城でした。

1416年(1422年説もあり)に中山によって滅ぼされて以降は、北部地域の監守の居城として活用されたそうです。

1609年の薩摩軍侵攻により城自体は炎上してしまいましたが、石垣を中心とした跡地が今もなお残っているというものです。
 

そんな歴史ファンの心をくすぐりまくりの今帰仁グスク桜まつり。写真で見て行きましょう。

まずは入り口にある券売所でチケットを買います。大人400円。


さっそく石垣が姿を現します。




まさしく今帰仁城跡です。


THE 世界遺産。


正門から入ります。


桜がおでむかえ!


けっこう咲いてます。


桜の道を進みます。


そして階段。


階段から振り返って見下ろしたところ。


階段を登り切ると、ちょっと開けたところに。


大庭(うーみやー)という広場のようです。


何やら石碑が。




広場の端へ進むと、絶景が広がっています。


まさに要塞って感じ。


うわー。


漂う難攻不落感。


景色を堪能し、引き返します。

来た道を引き返してもよいけれど、こっそり佇んでいる旧道から降りるのも乙なもの。


こちらでも桜が待っています。


突然ですが問題です。これは何に使うでしょう?


正解はこちら。夜のライトアップで使うろうそく立てでした。


以上で主要どころはひと通りまわりましたが、もうちょっと楽しみたい方にオススメなのが、正門入ってすぐ左にある小道から入れる大隅というエリア。

ともすると見落としてしまいそうな小道です。


中はかなり開けています。かつては兵士の修練場だったとか。



無造作感が歴史を感じさせます。


といったところで、第一部完。

夜の第二部までの間、近くにある今帰仁村歴史文化センターでお勉強です。

中は撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、コンパクトに今帰仁村の歴史がわかるようになっていました。


 外にでると日はとっぷりと暮れ、第二部の始まりです。


石垣もライトアップ。


ファイヤー。


桜も美しさを増します。


光の道。




緑に浮かぶ石垣。


と、夜の部もばっちり堪能。

昼と夜でがらっと表情が変わるので、夕方から行って両方楽しむのがお得な楽しみ方だと思います。


歴史と桜が一緒に楽しめてしまう今帰仁グスク桜まつり。

2月2日(日)までやっているので、機会のある方はぜひ行ってみてください。


では。