2012/10/17

どの国でもだいたい共通の価値観3つ

7カ国、22都市をまわった今回の旅、締めくくりに旅の中で感じたどの国でもだいたい共通の価値観について書いておきたいと思います。

どの国も当然日本とは文化も歴史も宗教も異なるので、価値観の違いにとまどうことは多々ありました。

それでも場所によらず常に現地の人と共感できたのは

・美味しいものはおいしい
・綺麗な景色はキレイ
・子どもはかわいい

という点。

共通しているのはどれも人間の本能に近い部分の感覚ということ。すなわち生物としての根幹部分においては、場所を問わず誰とでも分かりあえるのだなと、しみじみ思いました。

もし現地の人と手っ取りばやく仲良くなりたいのであれば、この3つのうちのどれかを共有できる状況をもつのが良いですね。

言い換えると、それ以外の部分においては最初から理解し合えるのはまれということ。基本的には分かり合えないというところからスタートだと思っていた方が、ストレスなくコトをすすめることができます。

日本人が普通だと思っている感覚は世界的には極めて特殊なことが多いので、現地には現地の思想とやり方があると謙虚な姿勢で臨むのが大切だなとあらためて思いました。


【2021/04/05 追記】
8年ごしの追加エントリーも含めて、東南アジア旅行記は以上となります。

自作ブログ(龍論)からnoteへの転載をすすめながら何度も何度も思ったのが

行きたいところには行けるうちに行っておくべし

ということ。

猛威をふるっているコロナウィルスはもちろんのこと、環境破壊の影響や、治安の悪化により、昔は行けたけど今は行けない場所というのが山ほどあります。

当面はコロナが収まるのを待つよりほかにありませんが、無事おさまった暁には、あとから後悔しないように行きたいところには躊躇なく行っておきたいと思います。