面接なんかで良く使われる質問ですね。 僕も使ったことあります。でも個人的にはこの質問はもう使わないようにします。というか長所・短所という言葉自体使いません。
なぜか。
そもそも人に長所も短所も無いからです。人にあるのは特徴です。
その特徴がプラスと評価される環境にあれば長所と判断されるだろうし、マイナスに評価される環境であれば短所と判断されるというだけです。
それを理解せずに「長所・短所」を聞き出そうとするのはセンスがある質問と思えません。むしろ質問者の器量の狭さを露呈しているように見えます。その人が持つ特徴をどのようにプラスに発揮させるかは、受け入れる側・マネジメント側の仕事ですから。
まぁ、相手が自分が入ろうとする世界の環境、価値観を理解しているかどうかを量る質問にはなるかもしれませんが。でもそれを知りたければそういう質問をすればよいだけであって、あえて長所・短所という言葉を経由させる必要は感じません。
これからの世の中は多様性が今まで以上に重視されると思っていますが、その中で短所・長所という言葉で表現される一義的な見方に捕らわれず、ニュートラルに人と接していきたいなと思います。
なんてね。
では。
【2021/01/01 追記】
当時管轄していた部門にて採用面接をすることも多かったので、必然こういった人事用語について考えることも多かったです。
外づら的にはここで書いたことが正解なのでしょうが、結局はその特徴を自チームに落とし込んだときに長所となるのか短所となるのかを判断しないことには、採用可否を決められないのもまた事実。まあよくがんばっていたなぁと思います。