2011/12/21

「かわいい」は種として生き延びる力の強さ

前回の「かっこいい」に引き続いて、今回は「かわいい」がテーマです。

この「かわいい」も本質的には「かっこいい」と同様に生き延びる力の強さだと思います。 ただ大きく違うのが、かっこいいが「個として生き延びる力の強さ」であるのに対して、かわいいは「種として生き延びる力の強さ」だという点です。

人間も含め動物は単体では種として存続することができず、オスメスが引き合う必要があります。その際の「異性を惹きつける力の強さ」が「かわいさ」だと思います。異性をひきつけるという点ではかっこよさと同様ですが、かっこよさは「個として生き延びる力の強さ」が副次的に異性を惹きつけるのに対し、かわいさは個としての強さは伴わず単純に異性を惹きつけるための力として作用する点が大きく異なります。

このかわいさ、一般に女性が強く持っていることが多い強さですが、別に男性が持っていても良いと思います。というか、人間はそれぞれ「かっこよさ」と「かわいさ」を様々な面で様々な度合いで持っているものだと思います。で、男女(でなくても良いのですが)それぞれが持つ「かっこよさ」と「かわいさ」が、できるだけ多く噛み合っているカップルが長続きするカップルなんじゃないかと思います。それこそが、(二人で一つの)全体としてバランスよく生き延びる力を備え、かつ多くの接点において惹きあっているという理想形。とすれば普段から相手の事を良く知る努力を重ね、お互いのかっこよさ、かわいさの引き出しの数を増やしておくのが大切なんじゃないかと思います。テキトーだけど。

なんだか書いててこっ恥ずかしくなってきたので、この辺で。


ちなみに、個として生き延びた先に種としての生存があると考えると、「かわいい」は「かっこいい」よりも先を見据えた高次の能力とも言えます。つまり何が言いたいかっていうと「男性は女性に絶対に敵わない」。


【2020/12/17 追記】
黒歴史2。というか「かわいさは個としての強さは伴わず単純に異性を惹きつけるための力」てのは、普通に問題発言。

かっこいいだのかわいいだの、当時は頭がピンク色だったのはよくわかった。